カテゴリ:木工( 23 )

仕上の合間に(ナチュラルスツール)

木のマグは削るのも仕上げるのも作業の合間が多い作品です。とくに表面仕上の間は塗り込めた塗料の乾燥を待っては、塗り直しを繰り返し、1個あたり2週間はかかります。なのでその合間を見てはマグ以外の作品を作って遊んでいますよ。今回は柿渋の乾燥を待ちながら、ナチュラルスツールを作ってみました。
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グリーンウッドワーキング等のナチュラル木工の接合でよく使われる「丸ホゾ」、これが好きなんです私。でもいつもホゾ作りで時間がかかってしまうので、秘密道具を買ってしまいましたよ。
丸ホゾ作成用のテノンカッター! ドリル本体は2400円ですが、テノンカッター自体はドリルの○倍の値段、、高い! でも二年も我慢したから良しとしましょう(自己暗示)
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座面の丸太の輪切りは2年前に木取りしておいて、小屋の中でじっくり乾燥させたもの。これをノミでホリホリ、無限にホリホリ、しています。

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ホゾの部分はこんな感じ、丸ホゾを貫通させてクサビで固定しております。まだテノンカッターに慣れなくて、不満な点もありますが、ナチュラル木工ということで細かところは目をつぶることに(笑)。

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それから、なんといっても今回楽しみにしてたのは、buni・decoさんに調達して頂いた、自然塗料のメジャー商品OSMOのオイルステインを使うことです! 思ったよりもねっとりとした質感に驚きつつ、OSMO初体験。ふむふむ、これはなかなか良いですね〜。これからしばらく家具の仕上げに活躍してくれそうですよ。

次回はマグの仕上げの続きです。
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by hanamamet | 2011-02-01 19:02 | 木工 | Comments(0)

新たな試み

一月も終わり、いよいよ2011年も本格始動(遅)ですね。
「木のマグ」も個数を作るうちに型が決まってきました。今年のマグはほんの少しだけ小さく持ち運び易い型を目指しています。
それから仕上げも一部変えようと考えております。
これまでは「木固めエース」と言うウレタン系の樹脂で内部からしっかり固めていたのですが、皆さんの要望に答え、脱ウレタン仕上を目指しました。
気固めエースは食器用として無害をうたい、しっかりした実績もあるのですが、やはり木のマグを気に入って下さる方々にとって、「ウレタン」は悩ましいところのようです。
木のマグはお皿と違って100%水分を入れて使います、ですのでしっかりした処理が必要です。
秋の工房展が終ってから、研究を重ねてなんとか味わい深い自然派仕上が出来ましたので、これから少しずつ紹介します。
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様々なオイル、自然樹脂(セラック)等を複数回に分けて仕上げます。

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マグなのでしっかり仕上げるところは、やはり内側です。内くり抜きが出来た材から内側を仕上げて行きます。先ずは無垢の状態、

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最初は柿渋を数回塗り込みます。これよってなめらかだった表面が毛羽立つのでまた磨きが必要ですが、色合いと耐久性がグンと上がります。
そして数日乾燥と色の落ち着きを待ちます。まだまだ先は長いよ。
次回に続く。
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by hanamamet | 2011-01-31 19:26 | 木工 | Comments(3)

いよいよ今週 工房展!

いよいよ今週末から陣馬山の麓で行われる秋の工房展がスタートです。
http://www.nature-works.jp/
作品作りもスピードアップ!量産!と行きたいところですが、丹誠込めた手作り品はゆっくりとしか出来ません。。。
さてさて、私が出品予定の木のマグの宣伝、ずらりと第一弾ができました。
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木は殆どクスを使っています。一部タモなども使っていますが、これはお好みですね。
自然の風合いを生かすために表面処理は「木固めエース」です。食品衛生法をクリアしている食器用の高級塗料ですのでウルシ同様に安心して使えます。

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裏にはシリアルナンバーを刻印しております。一文字ちまちま打ってます。

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こんな感じでブラブラぶら下げてディスプレイする予定。普通に置くものよいですが、こんなこと「木」か「金属」のマグしかできないでしょ。そのため専用のアンティークディスプレイ棚を作りましたよ。アイアン加工も面白い、溶接技術も身につけたいなぁ。

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販売用の包装はこのように、取っ手のヒモは軽く琵琶の葉っぱで染めてみましたよ。

一点一点仕上げた木のマグは素敵な古民家ギャラリー、工房橡(ツルバミ)で展示しています。
そして、じゅんころのころころ一輪挿しと可愛い陶器の小物はアトリエ粒庵で展示していますよ。
その他色々イベント満載、秋を見つけに是非足を延ばして下さいね。
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by hanamamet | 2010-10-18 19:48 | 木工 | Comments(1)