木のマグpart 2

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さて、木のマグ仕上工程の続き(パート2)です。
前回は内側を柿渋で染め固めました。次は木口の導管を塞ぐ工程です。

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使う素材はシェラック樹脂です。これはカイガラ虫という昆虫が分泌する樹脂で、古くからの天然成分、医薬品の錠剤やガム、甘栗のコーティングまでこなす安全な樹脂です。
この樹脂はお酒のアルコール(エタノール)溶けるため、木材への浸透性が凄く高いのです。
もちろん、飲めるくらいのアルコール濃度では溶けませんで、マグにお酒を入れても大丈夫です。

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これは柿渋処理をしてしっかり乾燥させたマグです。

このマグの内側にたっぷりのシェラックを塗布していくと、、
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シェラックがグングン吸い込み、表側までしみ出してきましたよ。
なんども塗り込み、導管にしっかりと樹脂を吸い込ませます。

ちなみに、シェラックはニスみたいにテカった仕上がりになるため、外側には塗りません。
外側にしみ出した部分は、しっかり固まった後、薄く削って元の木肌を出します。
内側も表面がテカテカになるほどは塗りません。あくまでも木の隙間を埋める感じです。

さぁ、シェラックが固まったら、いよいよ最終工程、次回に続くです。
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by hanamamet | 2011-03-01 18:48 | 木のマグ | Comments(0)


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